東京ドアーズは1998年に設立以来変わらずもち続けている仕事の目標があります。
それは「効果の上がるサイト作り」を行うこと。
制作物は、制作者のスキルやクライアント様の好みなどによって評価が分かれます。
「いいデザインだね」という評価をいただいたとしても、それが上手く機能していなかったり、利用されていなければサイト本来の機能を果たしません。
「売上げが上がったよ」「ホームページから商談につながったよ」そうした評価を目指していくことがお客様の満足につながり、仕事の喜びになるのだと思います。

そして仕事の根底には「よりよいコミュニケーション作り」を目指すという弊社の企業ドメインがあります。Webやモバイルが単なる便利ツールとして機能するだけでなく、我々はそこからもっとステキなコミュニケーションが生まれ、幸福感を味わえるリアリティのある媒体を目指してコンテンツの制作、システムの開発に挑戦していきます。

私ごとですが、趣味で蕎麦を打ちます。
蕎麦粉をこねる時にひろがる香りは、大地の恵みに感謝しそれを食すことの幸福感を感じます。それと同時にそれを最高の状態で蕎麦にするための、微妙な水分量の調整から最後の茹で上げるまでは、まさに気が抜けない真剣勝負。
店で食べるのもよいのですが、こうした作業はまさに究極のリアリティ。そうした蕎麦粉も実はネットで、その時期に最もよい状態の蕎麦粉を探して購入しているのです。

私には、夢があります。ネットを介して「よかった」「うれしい」「ありがとう」と心底そう思える媒体をつくることです。 これまでにも、利便性や効率を図ったサイトは数多く手がけてきました。しかし、しみじみ幸福感を味わえるものには到達できておりません。
東京ドアーズは、そうしたことに挑戦し続けます。
蕎麦のように細く長く、そして香りよく。

2010年1月吉日
株式会社東京ドアーズ
代表取締役 村山哲治